山英では、「安心して飲んだり食べたりできる緑茶づくり」をテーマに、残留農薬の発生しない栽培体系を持つ茶畑と、雑菌対策に取り組んだ衛生的な加工設備の農産物加工場で「お茶づくりを行っています。ここでは、出荷される商品の「残留農薬検査」「放射能検査」及び「細菌検査」の結果をご覧いただくことができます。なお、調査結果に関しては、今後も新しい情報を掲載してまいります。
善玉土着菌農法の「SADAJI 農法」では、化学肥料を極力抑え、有機肥料の使用を増やした栽培を三十数年にわたり継続しています。活性化した善玉土着菌により土壌の『地力』(土の生産力)を養い、茶の木の根を健康にすることで、農薬散布量を減らした安心の栽培が可能となりました。
製品化される茶葉は農薬200品目以上を検査対象とし、検査対象外の農薬の使用は、生産者との栽培契約によって固く禁止されています。また残留農薬検査は茶葉の抽出液を検査する方法が一般的ですが、山英では茶葉をまるごと食する食用茶の残留農薬検査については、茶葉そのものを検査する「全量分析」を採用しています。
さらに製品の海外輸出に伴い、国内での残留農薬検査に加え、ヨーロッパ、アメリカ等の基準においても残留農薬検査を実施しています。
253品目の検査すべてにおいて、残留農薬は検出されませんでした。
山英では出荷する製品すべてに、大腸菌と生菌の検査を実施しております。食中毒をおこすO-157などの病原大腸菌も検査されますので、安心して飲んだり、食べたりしていただけます。
平成24年4月1日からのお茶の新基準値施行にともない、〈飲用茶〉と〈食用茶〉の放射性物質検査を弊社独自のガイドラインにより実施しました結果、放射性セシウムは検出されず安全性が確認されました。
* 既に検出が認められない放射性ヨウ素については新基準値の対象から除外されています。
〈飲用茶〉の放射能検査結果につきましては、平成24年以降は静岡県より実施される「静岡県産茶一番茶の放射性物質検査結果」において安全性をご確認いただけます。
平成29年度静岡県産茶の放射性物質検査結果について (一番茶)
〈食用茶〉につきましては、茶葉をまるごと摂取する特質を考慮し、分析対象を茶葉の抽出液でなく茶葉そのものとして、弊社独自のガイドラインによる厳格な検査をしています。
茶葉そのものを分析した結果、放射性セシウムは検出されませんでした。
弊社〈食用茶〉はこれからも、放射性物質の検査をし、まるごと摂取しても安全な商品を実現してゆきます。