山英
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山崎英利のお茶語り 〈山英社長のコラム〉

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1. 冷えとりと山英

いつもありがとうございます。
株式会社山英社長の山崎英利です。

私たち山英は、お茶がもともと持っている自然の力を最大限に引き出すことがお茶のおいしさと安全性を高め、健康にもよい効果がある、と考えてお茶づくりをしています。

このコラムでは、会長であり父である山崎定次とともに、私たちが試行錯誤しながら見つけてきた土づくりやお茶づくりを通して、茶畑やお茶のあるべき姿、お茶の楽しみ方などを、各地のお茶事情や周辺情報を交えながら、お伝えしてゆきたいと思います。

来年2月で、山英は創業85年を迎えます。

創業は昭和2年。
前半の50年以上は肥料屋として商売をしてきました。

山英の肥料は、シルクの原料処理で発生するカイコのサナギを土着の有用微生物と一緒に発酵させた独自のもの。昭和30年代後半から大量に使われ始めた化学肥料と農薬で疲弊した土を、『昭和30年代の土に戻す』という強い思いで取り組んでまいりました。

山英の肥料を周辺の茶畑に施すことで、化学肥料と農薬で育てるお茶ではなく、地力によって育てるお茶が栽培できるようになり、30年程前からは、この茶葉の加工販売を手がけています。

そして17年前、冷えとり健康法の創設者で愛知県在住の医師である進藤義晴先生とのご縁をいただきました。進藤先生には山英に出向かれ、肥料作りから茶畑、農産物加工場等随所にご指導いただき、農家さんや従業員などにも「冷えとり」「毒出し」「めんげん」等についてお話しくださいました。

また進藤先生から山英に対して、「土を大事にすることで、その上に育つ茶の樹が自然とよくなるという考えや、実生栽培に対する考え方がよい」とのお言葉もいただきました。

その後、『せん茶 金』『せん茶 紫』『せん茶 緑』が商品化されました。

先月11月17日に、進藤先生のお宅におじゃましました。進藤先生から「30年かかってようやく『冷えとり』『毒出し』という言葉が広まってきたから、冷えとり健康法を実践している方々に、お茶をさらに広めていただきたい」というお言葉を頂戴し、私はこれまでの努力が報われたような気持ちになりました。

2011年12月7日